aliexpressからの商品が破損していたため受け取り拒否した→後日返金へ

aliexpressは格安だったり日本では手に入らない商品があるため、大変魅力なショッピングモールです。ですが、海外サイトでのショッピングなので、多少なりとも不安があります。今回は届いた商品が破損していたため、受け取り拒否をした記録を残します。

今回アリエクスプレスで購入したものはraspberry pi zero wです。2週間ほどで自宅に届いたのですが、箱はぺしゃんこ、おまけに水に濡れていました。これでは中身の基盤に影響が出ていることは容易に想像できます。郵便局員からは届いた時点でこのような状態であったと説明を受け、また謝罪もされました。そして、サインをすることで、受け取り拒否ができる旨説明されました。商品を心待ちにしていたので、かなりショックだったのですが、壊れている可能性の高い商品を受け取っても仕方がないので、受け取り拒否をしました。

さて、輸送中に商品が壊れていた場合、誰がどのように保証するのでしょうか。これは郵便局の方から聞いたのですが、「新万国郵便条約(ドーハ条約)」で定められており、発送者が賠償の請求をできるそうです。一方、商品を受取人には賠償の請求はできないそうです。つまり、受取人は商品の返金を発送者に依頼するしか選択肢がないのです。

そこで、早速、発送者に返金の依頼をしまいた。返金の依頼はPCからだと良く分からないので、スマホのアプリから行いました。アプリのマイアカウントに掲載されている注文商品を開くと、「紛争を開始する」というボタンがあります。このボタンから、返金の依頼ができます。

ここで、問題が1つ。商品が壊れていて返金を依頼する場合、証拠写真を送らなければなりません。これは必須事項のようです。しかし商品は受取拒否をしたため、手元になく、写真が送れません。そこで、真っ黒のダミー画像を送りました。そしてメッセージには、「商品は潰れて、濡れていた」「返金を希望する」とコメントしまいた。

すると、案の定、「写真を送ってくれ」との返信が。ですが、写真は送れないので、「受け取り拒否をしたので、写真が撮れない」と回答。すると、「写真がないと状況が分からないよ」との返信。このような感じで押し問答がしばらく続きました。

アリエクスプレスでは紛争がこじれた場合、アリエクスプレス側が仲裁や審議に入る仕組みになっております。今回の件も押し問答を続けて既定の日数が経過した結果、審議入りとなりました。

すぐには返金とはなりませんでしたが、紛争を開始してから1週間程度で、アリエクスプレスの判決が出ました。結論は無事に返金です。郵送の配送状況の追跡記録で送達確認ができないことが理由のようです。確かに追跡記録には受け取り拒否という記録が残っています。

今回はクレジットカードで購入していたため、一度支払いの処理が行われてから、翌月返金という形が取られていました。これで一安心です。このような仕組みがあると、消費者は安心して買い物ができますね。

ただ、これはほんの一例なので、状況によっては更にややこしいことになる可能性も。その点は十分考慮して海外通販を行ってくださいね。

なお、相手とのやりとりは英語オンリーです。通訳などのサービスはありません。私は英語ができないので、Google翻訳を駆使して英文を組み立てました。これでも英語は十分は通じるようです。

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