回腸嚢炎が再燃しました

レクタブルにより、うまくコントロールできていた回腸嚢炎が再燃しました。

原因は恐らくレクタブルの減薬です。レクタブルを使い始めてから痛みや粘血便の症状が全くなくなり、CRPの値も0.1で安定していたため、ステロイドの離脱を試みるため、レクタブルを減薬し始めました。減薬のペースは非常にゆっくりで、約2月に一回のペースで、次のように減らしていきました。

朝晩2回を毎日→朝だけ1回を毎日→朝だけ1回を隔日→朝だけ1回を月・水・金・日→朝だけ1回を月・木

この間、ペンタサ坐剤は毎日併用していましたが、状態が非常に良かったため、レクタブルを月・木にしたのに合わせて、ペンタサ坐剤も隔日としました。

ここまで順調に減らしていけたのですが、月木に減らしてからひと月後、調子がおかしくなりました。粘血便が出始め、次第に関節の痛み、全身の倦怠感と続いていきました。粘血便は日々量が増え、貧血のような症状も出始めました。

そこで受診の際に血液検査をするとCRPの値が3.9と上昇。血液検査では貧血の症状は出ていませんでしたが、主治医と相談のうえ、再度レクタブルの使用回数を増やすこととなりました。

レクタブルは当初の使用量に戻すこととし、朝晩2回を毎日、これに合わせてペンタサ坐剤を毎日に変更しました。また、倦怠感が酷いため、カロナールも一緒に処方してもらいました。カロナールよりもロキソニンの方が効くので、ロキソニンの処方を希望したのですが、回腸嚢炎にロキソニンは良くないそうで、処方してもらえませんでした。カロナールでも一応症状は和らぐのですが、効き目がゆっくりであるのと、効果が6時間程度と短いので非常にしんどいです。

さて、再度レクタブルを毎日朝晩2回と使用するようになりましたが、一向に症状は改善しませんでした。粘血便と関節の痛み、倦怠感はずっと続きました。一か月しようし、ようやく関節の痛みと倦怠感が消えてきた感じです。相変わらず粘血減は出続けています。

現在はこのような状況ですが、主治医からはもう3週間ほどこのままで様子を見るよう言われています。回腸嚢炎でもステロイドの離脱は非常に難しいですね…。次回の外来では再度血液検査がありますので、CRPの値なども含めて報告できればと思っています。

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